こんにちは産婦人科専門医のとんたんです
この記事をご覧になっている方は子宮頸管ポリープと言われて不安になっている方が多いでしょう
この記事を読むことで子宮頸管ポリープがどういったものか、そしてその治療法等について詳しく知ることができます
まず最初に結論から話します。
目次
結論
子宮頸管ポリープは子宮の入り口にできる良性腫瘍です
症状は不正出血が主でその他痛みなどはありません
治療法は頸官ポリープ切除と言う手術で外来で短時間で終わる手術です
手術しても、再発する可能性はあります
妊娠中は手術は積極的には行いません
子宮頸管ポリープは子宮の入り口にできる良性腫瘍です
症状は不正出血が主でその他痛みなどはありません
治療法は頸官ポリープ切除と言う手術で外来で短時間で終わる手術です
診断
子宮頚管とは子宮と膣の間をつないでいる子宮の1番下の部分です
その子宮頚管にできる良性腫瘍のことを子宮頸管ポリープといいます
内診をして膣鏡診による視診(実際に見て確認する事)で診断ができます
ただしごくごくまれに悪性腫瘍の可能性があるため確定診断のためには、ポリープ切除を行って、とれたポリープを病理検査に出す必要があります
症状
症状は不正出血のみです
実際に一番多いケースは不正出血で産婦人科を受診しその時に発見するられることがほとんどです
治療
治療法は頸管ポリープ切除と言う手術のみです
不正出血の量が少なくて日常生活特に困らないのであれば外来で経過観察をすることもできます
ただし前述したように悪性腫瘍の可能性がゼロではありません
そして悪性腫瘍を否定するためには手術をしてとってきたもので病理検査を行う必要があります
そのため手術をお勧めされることが多いです
手術自体は局所麻酔も含め麻酔を必要としないような外来でもできる小さな手術です
手術をすることでポリープを切除した部分からの出血が多くなってしまうことが稀にあります
そのようなことがなければ手術が終わった直後から普通に生活することができます
治療後
手術が終わった後は1、2週間後位に外来に来ていただいて切除部分の確認を行い、病理検査の結果をお話しします
病理検査の結果が頸管ポリープで良性のものであればこの外来で一旦診察は終了します
ただし、良性腫瘍とはいっても頸管ポリープは再発することがあります
再発した場合は同様に手術を行う必要があるのでまた再度外来に来ていただきます
妊娠中の場合
妊娠中の頸管ポリープはさらに出血しやすいです
しかしポリープ切除を行うと、切除したところからの出血が持続する可能性があり、妊娠中は積極的に手術は行いません
ちなみに、下から分娩するときに、頸管ポリープが一緒に撮れることも多いです。
まとめ
子宮頸管ポリープは子宮の入り口にできる良性腫瘍です
症状は不正出血が主でその他痛みなどはありません
治療法は頸官ポリープ切除と言う手術で外来で短時間で終わる手術です
子宮頸管ポリープは子宮の入り口にできる良性腫瘍です
症状は不正出血が主でその他痛みなどはありません
治療法は頸官ポリープ切除と言う手術で外来で短時間で終わる手術です
以上です。
頸管ポリープは怖い病気ではありません
この記事を読んで少しでも不安がなくなれば幸いです