こんにちは産婦人科専門医のとんたんです
今回の記事はママさん看護師の復職、子供の預け先に関しての記事です
実際に我が家では
第二子出産の後に認可外保育園に子供を預けて、病院の常勤看護師として4月から復職を果たしました
その一年後に認可保育園に転園しました。
ここからはママにバトンタッチしてママさん看護師の復職、子供の保育先についてお話ししていきたいと思います
結論から言うと
目次
結論:認可外保育園をうまく使用しながら認可保育園への入園を目指す
と言う形が1番お勧めです
それでは子供の保育先として考えられるところと、それぞれのメリットデメリットをお伝えしていきます
①パパやおじいちゃんおばあちゃんなどの親族
やはり大事な子供の保育となると他人の手に委ねるより親族で面倒みてあげるのが1番とも考えられますよね
このように家庭で面倒みていただけるならそれが一番かもしれません
ただし高齢出産等が増えてきている現状おじいちゃんおばあちゃんの年齢も上がってきています
おじいちゃんおばあちゃんの年齢によっては日中子供の面倒をずっと見てもらうのは体力的厳しいかもしれません
また在宅ワークのなどで自宅にいるパパに面倒みてもらうとしても、子供の面倒を見ながらだと、在宅ワークでもなかなか仕事にならいいでしょう
自分が働いている間、ご家族にずっと保育を任せるというのはあまり現実的ではないかもしれませんね
ただし子供の体調が悪くなったり、なかなか自分が帰れなくてお迎えを頼んだりとか
そういう何かあったときにおじいちゃんおばあちゃんを頼ったり、親族の方に帰れるようであれば積極的に頼った方が良いかと思います
②認可外保育園 ③認可保育園 の比較
認可認可外の保育園は比較したほうがわかりやすいため一緒にさせていただきます
認可と認可外保育園の違いで保護者の観点から気になる点は以下の3つです
1 園庭の広さ
子供の成長発達を考えるとここは大事な点だと思います
やはりどうしても園庭が狭いところだと外では遊べず子供たちもストレスが溜まってしまいます特に男の子体力もあり、外でしっかり遊ばないととストレスが溜まってしまいます
認可保育園は施設基準があるためにある程度の園庭の広さを確保しています
認可外保育園でも園庭が広いところもあるかと思いますが、都市部においては土地も限られています
認可保育園の方が園庭が広い事が多いです
2 保育料の違い
保育料に関しては概ね認可外保育園の方が高くなる傾向があります
ただしこれは子供の数や子供の年齢そして世帯の年収によって変動があります
認可外保育園に関しては子供の年齢によって保育料が決まります
また世帯の年収によっては認可外保育園でも助成金が降りることがあります
認可保育園に関しては子供の年齢+世帯の年収によって大きく保育料が変わります
例えば世帯の年収が1番高い階層(所得割額が100万円以上)において、3歳児未満での1月の保育料は7万円前後になります
この値段であれば認可保育園と認可外保育園での保育料の違いはさほどありません
ただしこれは子供が1人だけで世帯年収が最高階層にある場合と言う場合なので、ここに該当する方は少ないかと思います
ちなみに日本全国の平均世帯年収550万円であればおおよそ1月の保育料は3万5千円前後となります
また認可保育園は3歳児以上であれば保育料が無料になります
認可外保育園は3歳時以上は月3.7万円までなら無料になります
さらに第2子は半額、第3子以降は無料となっており、自治体によっては第二子から無料というところもあります
また第1子が小学生に入っていても第2子の減免が適用される自治体もあります
その点、認可外保育園は第2子第3子の料金は減免されることはありますが、施設によってことなります。
保育料について簡単にまとめると
高収入世帯で子供が1人、かつ3歳児未満の場合は認可、認可外で差がつかないかも
高収入世帯でも子どもが2人以上や、子供が3歳以上なら認可のほうが安い
詳しい保育料は自治体や世帯収入によるので各自治体に問い合わせをしてみてください
3 事故や虐待などの事件の発生率の違い
認可外保育は認可保育園に比べて全体的に保育士の数が少ないです
また職員の中に保育士免許を持っていない方もいます
親になってから世間のニュースを見ると乳幼児の保育園での死亡事故や、職員からの虐待などが目に入ってきて不安になりますよね
そのような事件の発生率は認可外保育園が認可保育園より高いです
それは認可保育園では国の基準を満たしている施設のため保育の質が担保されているかだと考えられます
しかし認可保育園だから絶対に事故が起こらないわけではありませんし、認可外保育園でも安心して子供を預けられる園も多いです
自分の子供が通園する保育園は事前に見学等に行ってしっかり安全かどうかを確認しましょう
④幼稚園
3歳児以上であれば幼稚園も選択肢に入ってきます
幼稚園に預ける場合は保育園に比べると預かってくれる時間が短いこと
春や夏等の長期休暇の期間を扱ってくれない事に注意が必要です
大体14時位には幼稚園が終わるため看護師としてパートで働くとしてもこの時間設定だと厳しいです
幼稚園に預けるとしてもそれだけでは厳しいと思うので、お迎え等はおじいちゃんおばあちゃんサポートしてもらったり、またはそのまま延長保育をしてくれるところがお勧めです
長期休暇に関しても幼稚園で預かり保育をしてくれるところもあります
延長保育や長期休暇中の預かり保育等の対応ができるかどうかをよく確認した上で幼稚園を探しましょう
また原則幼稚園の料金は無料となっていますが、延長保育や預かり保育に関しては別途料金がかかるのでその料金も一緒に確認しておいてください
金銭的な側面や、ご家族の負担、保育時間や安全面など、トータル的には認可保育園が一番おすすめです
しかし認可保育園に入園するのはハードルが高いです
認可保育園に入園するまでは認可外保育園に預けて、タイミングを見て認可保育園に転園するのが一番現実的です
ご家族の協力や、延長保育や預かり保育などが充実している幼稚園が近くにあるならその限りではありません
家庭によって環境は違いますのでこの記事を参考にして一番よい預け先を検討してみてください
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